スーパーを出ると外はやっぱり パトカーのサイレンの音で耳が 痛くなるくらい鳴り響いていた。 近所のおばちゃん達がパトカーを見ながら立ち話をしている。 立ち止まって少しだけ耳を傾けて話しを聞いてみる。 『…最近、この辺で中高生の女の子を凶器で脅してやり逃げしていく事件が多いみたいね。』 それを聞いた瞬間、 一瞬他の音が聞こえ無くなって 背筋にツーっと嫌な汗が伝った。 早足でその場を去って家まで歩く。 さっきまで綺麗だと思っていた 空はただの闇に かわってしまったようだった。