そう言って笑うマスターになぜこのカクテルなのか高橋は聞いていた。
「これはベースを変えることによっていろいろなカクテルに変身するんです」
マスターは話しながら、つまみを用意してくれているようで。
「自分の気持ちの持ち方1つで、何事も変わるものなんですよ」
どうぞと差し出されたのはチョコレートのトリュフだった。
「向こうにいますので、何かあれば呼んでください」
いろいろお話がありそうなのでと言って会釈すると、カウンターの反対側で他の客と話し始めた。
「やっぱ、すげぇわ!マスター」
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