―――彼女は控室で待機している・・・ 俺は、ご両親のいる控室の前に立っていた。 元妻の両親に会った時とは比べものにならないぐらいの緊張で胃がキリキリと痛む。 どれだけ真央を愛しているのか どれほど元妻を愛していなかったのかと痛感した。 意を決すると手の汗をズボンで拭って、深呼吸をしてからドアをノックした。 中から真央の母親だろう、女性の声で「ハイ」と返事があったのでゴクリと唾を飲み込んでから失礼しますとドアノブに手を掛ける。 ―――これで俺の人生の半分が決まる・・・