俺と彼女の関係〜真剣な浮気〜

まだ、ちゃんと話を聞かないといけないと分かっているのに



｢･･･ホントは大人の俺で真央とは付き合うつもりだった｣





―――心の声が、言葉となって零れてしまった。





もう･･･





―――引き返せない。





｢彼の事は聞かないでおこうって思ってた｣



言葉を発してしまった俺は、ビールを飲んで呼吸を落ち着けようとテーブルを見て息を整える。



｢俺も真央みたいに割り切って付き合っていけると思ってた･･･


真央と同じように考えることができたら付き合えると思ってた｣





―――怖くて･･･