奴の好意をありがたく受け取ると、彼女のいる席へと移動した。
困った顔をして吉田さんに高橋と伊藤が話をしたがっていると伝えると・・・
なぜか俺の顔を見て噴き出して自分でもいいのかと聞いてきた。
高橋の方を指差して彼女に状況を見てもらうと、顔を赤くしながらも移動してくれて。
吉田さんのいた席へと腰を下ろす。
俺が部屋の一番入口側で隣が片瀬さん。
彼女の反対側にいた伊藤と上原部長が部屋の奥へと移動していたから
―――俺と彼女が少し皆から少し離れた形になる。
彼女を見ると、話し相手だった吉田さんがいなくて少し居心地が悪そうで。

