｢確かに○○さんに似てます！うん、似てます｣
すっきりしたようで、ホッとした笑顔を見ていると
さっき注文した生ビールと烏龍茶が人の手を伝って届けられる。
｢はいどうぞ｣
俺は間違っていませんようにと祈りながら烏龍茶のジョッキを置くと
彼女はびっくりしたように無言で烏龍茶のジョッキに触れていた。
｢ソフトドリンクは烏龍茶しか頼んでるの見たことなかったから｣
一応言い訳してから勝手に注文したと言って、誤魔化すようにビールジョッキをカチンと烏龍茶のジョッキに触れさせた。
彼女が少しだけ微笑みながら烏龍茶に口を付けたのを見て、間違ってなかった事に安堵した俺は
