年上彼女

帰り道
彼女のコトが気になりながら
家に着くと…


玄関を開けた途端、
リビングから聞こえる笑い声…


靴を脱いで上がろうとすると
俺と同じくらいのサイズの靴が…


ん? 俺の…じゃーないよな…


リビングへと行き
ドアを開ければ…


ダイニングテーブルに並んだ
数々の料理と


「青山っ!?」


なんで、いんだっ?

しかも、俺の席に座ってるしっ


「あら、一真、
遅かったのねぇ

早く着替えて来なさいね

今日は、茉由子が優勝したから、
お母さん、頑張っちゃったー」


テーブルを見ろと、言わんばかりに
得意げな母さんの顔…


「あ…、先にシャワー行く」


無視するよーに、背を向けバスルームへ向かった