体育館を出て
辺りを探すと、
駐車場の木陰にいた2人を見つけた


見つからないように
建物の蔭から
2人の様子を窺った


声は、ほとんど聞こえない


彼女の表情が
さっきより、沈んでる…


男の方は、
一生懸命、彼女に話しかけてる


だけど、

彼女は、俯き、首を振るばかり


すると…


男が彼女のアゴに手をかけ
上を向かせたと思ったら…


唇を塞いでいた



うわっ

マジかよっ…