イケメンと
話して頷くたび
巻髪がクルンと
揺れてる…

間違いなく彼女だ…

すると、
彼女とそのイケメンが
出入り口から
外へ出た


何故か…
俺は、気になって、

2人の後を追うように
足を踏み出した


「おい、一真、どこ行くんだー?」

歩きだした俺に気付いた啓太が
俺の背中に叫ぶ


「あぁ、ちょっと飲み物買ってくるー

時間までには戻るからー」


振り向き適当に理由を言って
2人を見失わないように
必死に走って後を追う…


何故だろう…


追いかけてまでも彼女が気になる…


心臓の鼓動が


いつもと違う動きだった