「ウソだろ、一真、
なんで、そこで、
ケー番くらい教えてもらわねーの?
常識じゃんっ!!」
はっ?!
常識っ?!
「なんで、ケー番聞かなきゃならん?!
常識って、
それは、お前だけだろっ?!
エロ翔平っ!」
呆れた俺は、
店の外のゴミ箱の中の入れ替えを
しようと
店内を出た…
「離してっ!
警察呼ぶわよっ」
女の子が、
どこかの不良ども2人に絡まれていた
道路に停めた車の前で
モメている…
週末は、
たびたび、あるんだよな…
あーゆーの、
結構、オンナが、
誘うような目線したり
露出度高めの服着てる時あるから
どっちが悪いとは、いいようがないよなぁー
と、じっくりと見れば
「あ…」
彼女だ…
「一真ぁ、俺も手つだ…」
店から出てきた翔平が俺の様子に気づき、
そちらに視線を送った
「おい、翔平、いくぞっ」
考える間もなく、
俺は、足を踏み出していた

