結局、
一真が私を離してくれたのは、
日付が変わる少し前…
彼氏の部屋で、
しかも、
お母さんが、1Fに、
茉由子ちゃんだって、
向かいの部屋にいるのに…
そんな状況で、
シちゃった…
よくよく考えると、
スゴいことだ…って恥ずかしくなる
気を使ってくれてたのか、
誰も、一真の部屋には
近づいて来てはいなかったし…
「一真…
私…もう…帰らないと…」
「う…ん…」
私の横で、寝息を立て始めた
一真に声をかける
ベッドをそっと降り、
床に落ちた下着と服を身に付ける
その間、
一真も起きあがり、
Tシャツと、短パンを
身に付けてた

