年上彼女


私の顔を上げさせ、

一真との瞳の距離、
あと、10センチほど…


「はるか…

もし、はるかの胸が無くなっても、

俺は、はるかを見捨てたりなんかしないぜ

はるかは、はるかだろ?

はるかの容姿や、はるかがお嬢だから
好きになったワケじゃないの
はるかがイチバン知ってるだろ?

だから…

何も、心配すんな!」


10センチほどの距離が
急に縮まったかと思うと


一真の唇が
私の唇を覆っていた