そして 今は、 一真の家に向かう道… 先日、 一真のお母さんと、 病院終わったら、 夕飯一緒に食べようって、 誘ってくれたの ギュッと手を繋いで 遅い歩幅の私に合わせて歩いてくれてる 私たちの歩く目の前から 何か、茶色い物体?が もの凄い勢いで近づいてきた え?何? だんだんとその物体が近くなって 犬だって、わかった 「レオーーーっ」 一真が呼んだと同時に ジャンプして、 一真が受け止めた 「ははははっ、 ヤメろよ、レオー」 興奮したレオくんが、 一真の顔を舐めまくってる