「なぁ…?
お前ら、もう…シたのか?」
「ゴホッ、ゴホッ…」
ペットボトルの水を
口に含んだ青山が咽た
「なっ…なんだっ、いきなりっ!」
「いや、いきなりでもないけど…?
気になったから…な?」
「ま、その…なんだ…
とりあえず…だな…」
あの青山が真っ赤になっている…
面白れぇ…
「なんだ、シたんだろ?
だったら、
隠さずに言えばいーんじゃね?
あ、
避妊だけは、絶対しとけよ、
それに、
一応、茉由子は受験生だから、
ほどほどにな…」
「なっ!
俺がそんなコトばっかり
スルわけねーだろっ?!
一応、俺も受験生なんだし!」
持っていたペットボトルの殻を
俺に投げつけた
「はははっ
まぁ、
お前のコトだから、
無茶はしないと信じてるけどな…」

