「ただいまー」
リビングにカバンを置き、
すぐにバスルームに向かう
道着を着て、防具をつけると、
無茶苦茶、汗クサイんだ
だから、
帰ったらすぐ、
シャワーを浴びる
バスルームを出て、
脱衣所で体を拭き、
バスタオルを腰に巻いて
キッチンに行った
冷蔵庫を開け、
スポーツドリンクを手にし
リビングのソファーに
腰掛けた
「あら、一真、帰ってたのねー」
奥の寝室から
出てきた母さんが、
俺に気付き言った
「んー、
母さん、俺、これからバイトだから
何か食うもんない?」
「コロッケならあるわよ
すぐに、揚げるから
待ってて」
ソファーに置いてあった
エプロンを付け
キッチンに行き
コロッケを揚げ始めた
その間に、
2階の自室に行き、
服を来て、再びリビングに戻った
ダイニングテーブルには、
コロッケの他に、
ご飯と味噌汁、サラダが
用意されてた
そう、
母さんは、
俺の腹具合が何故かわかるんだ

