どういう事でしょうか。

国友未愛、何故か小杉春流に話しかけられてしまいました。




「…は、はい!」




小杉春流から話し掛けられた事、いや、まともに話す事自体が初めてで、かなりパニックになる。


かなりイライラした様子で、小杉春流は髪の毛を乱暴に掻いた。




「まず、俺に敬語を使うのは止めろ」



「はい!…じゃなくて、う…うん!」



「お前、瑞希のこと好きだろ」



「そりゃ勿論!って、はい…!?」




小杉春流の一言で、あたしの血管が一瞬だけ凍った気がした。


な、何で。何でバレてるの…!?




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