…え?…えぇッ!?
「ななな…何!?」
「お前照れ過ぎ。んで、テンパり過ぎ」
状況が理解出来なくて、身体をジタバタと動かしてみたりするけど。その度に、あたしを抱きしめる力が強くなる。
何これ。現実?
「俺も実は、校則破ってた」
「へ?」
「瑞希に恋してるって分かっていながらも、俺はお前の事が気になってた。いや、好きになってた」
嬉しそうに語り出す小杉春流は、少なくともいつもよりかは気分が上がっているようで、口数が多いような気がする。
完全に、キャラ崩壊だ。
「来紋戦でキスして、お前を守る為に告白まがいの事を学園長に言ったりして、その度に俺の中でのお前の比率が増していった」
「う、そ…」
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