こうなったら、瑞兄の思い通りになってやる!そしてフラれて、瑞兄の前に見るも無残な姿で現れてやるっ…!
「今から言う事、黙って聞いて!」
「あ…ああ…」
いつもとは違うあたし。
顔を真っ赤にさせて、恥ずかしがっているあたしは、小杉春流の目にどんな風に映っているのかな?
「あたし…本当は認めたく無いんだけど!」
そして、肺に精一杯空気を溜めると、一気に吐き出した。
「アンタに…小杉春流に、恋しちゃったみたいなの―――ッ…!!」
言ってしまった。自爆してしまった。
途端に後悔の波が押し寄せてきて、勢い良く顔を隠そうとした時。
「…バカ。可愛い事言うなよ」
何故か、あたしは小杉春流に抱きしめられていた。
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