「小杉春流が、此処に来る?」
「そうだけど」
「何で?」
「こうなる事を予想して、俺が呼んでおいた。とっととケリ付けろよ、未愛」
って、何してんの、瑞兄ーッ…!!
本格的に自覚したのはさっきなのに、展開が早すぎない?というか、早すぎるってばーッ!!
「てな訳で頑張れ。俺は帰る」
「って、意味が分からない!」
「俺、今日見たいテレビがあるんだけど。その手、離してくれないかな?」
「離さない。絶対に離してやんない!」
必死になり過ぎているあたしは、瑞兄のブレザーの袖をギュッと握り締めている状態。
顔は真っ赤で、身体は熱くて、もう何が何だか分からないよ。
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