「そういえば、今日の議題って一体何なの?」



「知らねーの?まぁ、どうせお前の大好きな瑞希が言ってくれるだろ」



「げふッ…!!」




予想外の言葉に咳き込んでしまう。咄嗟に周りを見渡したが、ラッキーな事に人影は無かった。


だけど…こんな危ない場所で瑞兄の名前を出すなんて!




「アンタバカなの!?この事がバレたらあたし退学なんだよ?」



「知ったこっちゃねぇな」



「な…なな…!!」




開き直る小杉春流を見て、人生最大の殺意が生まれた所で、タイムアウト。


生徒会室に到着してしまった。




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