つまらなくて、退屈な式を終わらせた後は、在校生で片付け。 こんな仕事を押し付けやがって……。 後で壮貴を殴ってやらねーと。 苛々が募っていくのを感じながら、無造作にパイプ椅子を片付けていく。 その時だった。 「剣くーーーん!!」 後ろから、女子特有の甲高い声が聴こえた。 誰だよ、俺らがこんな面倒臭い仕事してる時に、デカイ声上げてる奴。 目を細めながら見ると、胸元に黄色の薔薇を飾った女子共。 卒業生か。