熱い。 何でだろう。すごく熱い。 目が、視界が、ぐるぐると回る。 「好き」 こんな風に、優しく抱きしめられて。 こんな風に、甘くて。 こんな風に、「好き」と言われて。 私の顔は多分、いや、絶対に真っ赤だろう。 だって、こんなに熱いから。 私は、何とも形容し難い甘美なこの感情に、ずっとずっと、浸っていたかった。 ところが。