「が、我慢って……」 その歩くんの言葉の意味が分かり、ぽわっと頭から湯気がでそうな感覚になる。 「彼氏の前でも警戒心は絶対にもつこと。……分かった?」 「は、はいっ」 コクコクと頷くと、「宜しい」と言って歩くんは私の頭を撫でた。 そして、 「……なんか、まだ恋愛授業が続いてるみたいだな」 可笑しそうに笑いながら、歩くんは突然そう呟いた。 ……恋愛授業、か。