“…………ゆき、バイバイ” 俺はそう呟いた。 それと同時に、俺はもうゆきには会わないでおこうと決めた。 部活も、変えよう。 科学部は好きだけど、仕方ない……か。 だって、もうゆきには会えない。 ゆきの顔を見たら、また、泣いてしまいそうになるから。 なのに―――…