「……じゃあ俺ナツキと帰るから、部活頑張ってね山崎さん」 「じゃね、こゆきちゃん!」 「はい!良かったらまた会いましょうねナツキさん!!」 「ラジャッ☆」 ナツキさんはそう敬礼をしてから、長瀬くんと一緒に道の先に姿を消した。 長瀬くんの言ったとおり、部活も頑張らなきゃいけないけど…… 「―――よしっ」 今からが、本当の…… 私の告白だ。