「歩くん待って!私、大丈夫だから…キス、しなくても」
「……ごめん、ゆき」
「ふぇ??」
チラリと、歩くんの顔を見てみる。
そしたら歩くんの顔はまだ真っ赤で、どこか様子がおかしくて……
「……歩くん?」
「ん?なに??」
「なんか顔……え、ちょ、歩くん熱があるんじゃ…」
「ああ…うん。なんか熱っぽいし、風邪ひいたかも」
「えええっ!?」
いきなりのカミングアウトに、恥ずかしさや何もかもが吹っ飛んでしまう。
だ、だだだって風邪ひいたかもって……
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