私はそう言って歩くんの手をバッと振り払い、そのままの勢いで駆け出した。 とにかくあの女の子たちから離れようと、右に曲がったり左に曲がったりといろいろな道を行く。 そして私は、ある階段の所についたとこで力尽きた。 「はっ、はっ……」 「―――ゆきっ!!」 階段に座ってへたばっていると、そう大声をあげて歩くんが私に駆け寄ってきた。 その後ろに、女の子たちの姿はない……。