「……あれ?ねぇ、あの人…時東 歩くんに似てない??」 「えー、王子様がこんなデパートにいるぅ??」 「っ!?」 そんな会話が後ろから聞こえてきて、ビクッと肩が跳ねる。 ど、どどどどうしよう!? 私と歩くんが手繋いでるとこ見られたら、いろいろとマズいんじゃあ…… 「あ、歩…くっ」 「なに?人多くなってきたから、早く行こ」 そう言って、ギュッと握る手に力を入れる歩くん。 きっと、歩くんは後ろの女の子たちに気付いてないんだ……