「じゃ、俺は今日はみたいテレビがあるから帰る」

「はぃ!?ちょ、佐野先生!」


必死で佐野先生にカムバック!を求めるも、そんなものは当然無視で……

私と長瀬くん、二人きりの空間ができてしまった。


「あ、えーと…」

「なんだか、科学部とは凄く縁があるよね俺って」

「そそ、そ、そだねー」


……棒読みすぎだよ、自分。