ビクッと、俺とゆきの肩が揺れた。 前方を見ると、同じ学校の制服を着た女の子たちが歩いているのが見えた。 俺とゆきがいる方に、どんどん近づいてくる。 そんな女の子たちを見て、ゆきは「あ、ああ歩くん!手、さすがに離さないと!!」と言う。 確かに、恋人つなぎをしながら一緒に帰ってる姿を見られれば、俺とゆきはいろいろと誤解をうけるだろう。 でも…… ゆきの手、離したくない。 「え……?」