【完】甘い恋愛授業




―――次の日になり、私はビクビクと学校生活をおくっていた。


だって、歩くんとバッタリ廊下で会うってこともあるし……

昨日なんで科学室に来なかったのか、絶対に問い詰められる!!


「……その時は、正直に言うべきなのかなぁ」

「ん?なんか言った??」

「ううん!何でもないよ」


そう言って、隣で歩いている紗希ちゃんに笑顔を向ける。


「ほら、早く行かないと、売店のパン売り切れちゃうよ?てか、昼休み終わっちゃうし」


そう言って、サカサカと歩いていく紗希ちゃん。

ま、待ってよ紗希ちゃーん!