棗「・・・何の用だ?・・・蒼威(アオイ)」


蒼「フッ。挨拶だ」



隣町の族"青虎"の総長蒼威が笑いながら言った。


蒼「あんた等の大切なお姫様をせいぜい守るんだな」


李真のことがこんなに早く伝わるなんて・・・



棗「蒼威、もしかして悠里から聞いたのか?」


俺は悠里と手を組んでるしか考えられなかったが・・・一応聞いてみた。


蒼「お前に言う必要はないだろう?」



そう言って蒼威達青虎は去って行った。