玄関から聞こえた足音
玄関から見えたあかり

一人ぼっちのわたしを気遣って
あなたは村の奥の隅の暗いボロボロの家に来てくれた


『よっ!』

優しいあなたの声を聞いて
泣くのは毎回のことで
あなたがそれを見て笑うのも毎回のこと