いつの時代に生まれたとしても、先生と出会いたい。



もしも、来世があるのなら・・・・・・

絶対に、先生とまた出会いたい。





禁断の恋でも、叶わない恋でもいい。






同じ時代に生きたいよ。




先生・・・・・・







「先生、好き」



「ん?改めて?」



「うん。改めて、好き」





石畳に置かれた幻想的な灯篭の灯り。



腕を絡ませて、ゆっくりと歩く。





「俺も、改めて・・・・・・好き」





小さな声で囁くようにそう言ってくれた。






何度も何度もこうして“好き”を積み重ねて行こうね。




いろんな種類の“好き”が生まれて、今までの“好き”の上に重なっていく。