真っ青に染まって綺麗な空に向かって灰色の煙りを吐く。 空は一瞬曇るけどすぐにまた今までの清い青さを取り戻す。 「つまんね」 まだ体中がぴりぴり痛む。 さすがに一対二十ちょっとはキツイな…。 これからどうするかな。 今から教室に行ってももう下校だし。 とりあえず屋上から降りようと銀色の扉に手をかけた。