叫んで、あたしは、トレイを床に置こうとした。


自分でファスナーを上げるために。



でもそれより早く、綾瀬涼が肩の部分をはずし、前にずらして、あたしの前にまわりこむ。



「どうしたの?
トレー置かないの?
でも、上手に置かないと・・・見えちゃうかもね?
下着」


顎に手を当て、フっと笑う。



「くっ・・・」



綾瀬涼!!


今までより、S度が上がってます!!


エロ悪魔なんてかわいいものじゃなくて、悪魔だ。


確かに、小悪魔・薫が言った通り、悪魔だ!!





くやしい!!