狼クン達のオリの中【完】

その言葉を聞いて、綾瀬涼はぎりぎり歯軋りし、あたしを抱く腕をさらに締める。



ちょっと!
綾瀬涼!!

あたしに八つ当たりするな!!!



ギブ!!

ギブだってば~!!!




腕を叩くあたし。


綾瀬涼は舌打ちして、あたしを解放した。



はぁ~。
助かった・・。


胸をなでおろす。




綾瀬涼は、食堂を出て行く時振り返り、あたしを見た。



いつも通り横柄に。

斜め上からあたしを射抜き。

苛立ちながら口を開く。



「おい!
部屋で食事をとるから用意しろ!
その後、すぐに学校に行く。
さっさと支度しろ!!!!」