狼クン達のオリの中【完】

目頭を押さえるあたしの斜め前。



「あれ?
由梨ちゃん・・・。
どういうことなんだい?」


わけわかんないセリフと共に、優登場。



「俺の選んだ服を着てくれないなんて・・・」


悲しそうな瞳をあたしに向け、大げさに頭を抱える。



「はぃ?」



あたしがイヤイヤ返事をすると、上目使いに、じっとりあたしを見上げる。


「紫色のセクシーなメイド服・・・。
あれを着た、由梨ちゃんをかわいがりたかったのに・・・」



って!!

あれ、あなたの趣味ですか?



う・・・。
優・・・趣味悪い・・・。