狼クン達のオリの中【完】

ゴンゴンゴン!!!!



ガチャっと開いたドアの向こう。



「今の言い方は、何?
ムカツクんですけどっ!!」



怒るあたしに。



「君って、やっぱり、単純だね?」



浴衣姿の綾瀬涼が、おかしそうに笑う。



「由梨。
浴衣似合うじゃん?
かわいい」



あたしのおでこを突付き。


口元をほころばせ。




「どうぞ?」



部屋に招き入れ、綾瀬涼はあたしを抱き上げる。




「ち・・・・ちょっと!!」




焦るあたしにおかまいなしに、大きなスライドでベットまで歩き。




先に、綾瀬涼がベットに腰を下ろし。




綾瀬涼のひざの上。




向かい合うように、あたしを座らせる。