狼クン達のオリの中【完】

綾瀬涼は――…



「由梨は。
オレのことが、好きなんだ?
オレに、キスして欲しいんだ?」



――どこまでも、あたしに意地悪する。





「ば・・・ばかっ・・・」



涙目になったあたしに。






綾瀬涼は表情を緩ませ、頭を撫でる。



「じゃあ、君のご希望通り・・・・」






ひときわ大きな花火が上がった瞬間。


綺麗な顔を傾けて。


綾瀬涼は、あたしにキスをした。