狼クン達のオリの中【完】

チュッ。



首筋に押し当てられた綾瀬涼の唇に、ピクンとし。



「ぁ・・・・」



甘い声が口から漏れる。



「由梨?
好きって言わなきゃ・・。
キスして・・・って言わなきゃ。
キスしてあげないよ?」



意地悪な瞳に。


声に。



「ば・・・ばかっ・・・」



恥ずかしくて、ギュッと目を瞑る。



「へぇ・・・、そう。
いらないの?
オレのキス」



綾瀬涼の指が、そっとあたしの唇を撫でる。



「っつ・・・」



思わず漏れた声に。