狼クン達のオリの中【完】

「これが、あたしなりのケジメのつけ方だから。
弱かった自分を変えたいの」



そう言って笑った、蘭ちゃんの笑顔は眩しくて。



あたしは、蘭ちゃんの強さを知った。








一瞬沈黙したあたし達の前。



可憐さんが西園寺くんに蹴りを入れる。






「どうでもいいから、早くしろよ」






その声は、地獄の底から響いているような。


そんな、邪悪な鬼のような声だった。