狼クン達のオリの中【完】

「西園寺って・・・・何で・・・」




「あー。
涼くんの家に行った朝、知り合ったの。
あんたが学校行った後。
こいつが、涼くん待ち伏せしてた時にね?」




鈴奈は西園寺くんを見て意味深に笑い、西園寺くんはあたしの制服のボタンから手をはずした。




「あー・・・。
あいつが、二度と大きな顔が出来ないように、叩きのめしてやろうと思って、あいつの家まで行ったんだ」




冷たい無表情の顔であたしを見下ろす。




「な・・・何で・・・」



「は?
だから、さっき言っただろ?
昔からムカついてたって」




西園寺くんが吐き捨てるように言う。