狼クン達のオリの中【完】

全然違う・・・・。




あたしの知ってる可憐さんじゃない・・・。




全身から血の気の引く思いで見つめる先。




鈴奈がニヤッと笑う。




「あんたが出て行かないから悪いんでしょ?」



「は?」



「あたし、忠告したはずよ?
初めて会った日。
絶対追い出してやるって」





そう言いながら、カメラのフラッシュをたく。




「涼くんがこれを見たら、どう思うかな?」



ニヤニヤ笑った後、片目を瞑る。



「呆れるかもね?
乱れた女だって。
あんた、西園寺とはテニスの練習でよく一緒だったし。
こーゆー関係でもおかしくないでしょ?」



おかしそうに、クスクス笑う。