狼クン達のオリの中【完】

「は・・・」


はっきり言われて、喧嘩する気もなくなった。


ありえないくらいオレ様な奴!


絶対涼さまなんて、呼んでやるもんか!!


鼻息荒く誓いをたてるあたしの心を見透かしたように、エロ悪魔は口の端を歪める。



「呼ばなかったら、キス一回ね?」


「は?」


「ちなみに、さっきオレが決めたルールだから!
今ルール破ったね?
由梨ちゃん」


「そんなの・・・(知らない!!!)」



エロ悪魔は、両手をあたしの頬にあて、あたしの唇にキスを落とす。



さっきより強くあてられた唇にドキッとする。



「それは、学校でも一緒」



からかうように意地悪く微笑んで、付け加える。



「おまけに、どんどん甘くしていく予定」


「う・・・」