狼クン達のオリの中【完】

顔にゴミなんか付いていないこと。



もちろん、わかってた。




でも、あたしはあえて目を閉じた。






ほんの一瞬。



一秒もないくらい。



そんな短いキスを。



薫はあたしにした。





「薫・・・。
ありがとう」



あたしの心を自由にしてくれて、ありがとう・・・。




目を瞑ったまま呟いたあたしに。