狼クン達のオリの中【完】

薫が顔を上げる。




「それに、気づいてた?
今日、涼兄の誕生日・・・なんだよ?」




「え・・・?
あ・・。
ホントだ」





いろいろありすぎて、忘れてた。





「涼兄・・。
プレゼントもらえるといいね?
でも、ボクも手を抜かないよ?
どこまでもオジャマ虫になっちゃうから」



笑いながら、薫はあたしの頬に手をあてた。





「あ・・・。
お姉ちゃん、顔にゴミがついてる。
取ってあげるから、目を閉じて?」