狼クン達のオリの中【完】

「あーあ。
やっちゃったね?
涼兄?」




「薫・・・」



「へぇ・・。
早速押し倒しちゃったって何?
弟の彼女とか、どうでもいいってわけ?
それって、ひどくない?」



薫が制服のポケットに手を突っ込んで、近づいてくる。





「ボク、授業中は外見るのが趣味なんだよね?」



「薫・・。
オレ・・・。」



「ボクの彼女抱き上げないでよね」



「もう、おまえに遠慮したりしないから」



「へぇ・・・。
今まで、遠慮してくれてたんだ?
何それ」



「こいつは、絶対渡さないから」