狼クン達のオリの中【完】

「うるさいなー」


肘を薫にぶつける。



「あー。
何するんだよ」


「別に~っ」


上を向いて知らん振りをするあたしのお弁当に、薫がはしをのばす。


「エビフライ・・。
ゲット!!」


「ち・・・ちょっと、薫!!
返しなさい!!」



「やだねっ」


「あー。
口に入れたっ!
こらっ!
薫っ!!
出せっ!!!」



あたしがエビフライを取り戻そうと躍起になっていると、家庭科室のドアがガラっと開いた。