狼クン達のオリの中【完】

何で?



あんた・・・中等部・・・でしょ?



なんで、高等部の・・・あたしの教室に・・・来るの?



思いもよらない薫の登場に、あたしの頭はパニックをおこし。


クラスの女子は、一斉に歓声をあげた。




『きゃあ~!!
薫くんっ!!
かわいい♪』



クラス中の視線を独り占めしながら、薫がツカツカあたしの席にやってきた。


「早く行こっ♪」


かわいい、無邪気な笑顔でにっこり笑って、あたしの腕を引っ張る。



「ボク、お腹すいた~」



かわいい声をだし、呆気にとられている先生に口を尖らせる。



「ねぇ。
もう授業終ってもいいよね?
とっくに鐘は鳴ったよ?」